デリカの詳細
三菱は、商用車「デリカバン」「デリカトラック」「デリカカーゴ」の3車種を、新長期排出ガス規制(平成17年排出ガス規制)への対応を中心とした一部改良を施し発売した。今回、いずれも、ガソリン車(「デリカバン」「デリカトラック」は1.8L、「デリカカーゴ」のみ2.0L)は触媒の改良により新長期排出ガス規制に、またディーゼルターボ車(2.0L)はNOxを大幅に低減する電子制御コモンレール式燃料噴射装置とPM(粒子状物質)を除去するDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を採用して、新長期排出ガス規制のみならず自動車NOx・PM法、首都圏ディーゼル車規制条例にも適合させた。これに加えて、「デリカバン」「デリカカーゴ」では全グレードに荷室ロープフックを標準装備としたほか、荷室の間仕切りを全グレードにメーカーオプションで(4WDディーゼルターボ車は標準装備)設定した。一方、「デリカトラック」では、「DX」にパワーウインドウ(運転席ワンタッチ機構付)とセンタードアロックを標準装備としたほか、全グレードにルームランプの助手席ドア連動機能を追加し、2WDダブルタイヤ・ 5MTの全車に木床荷台をメーカーオプションで設定した。なお、従来設定の「デリカバン」4WD・4ATのディーゼルターボ車と、「デリカカーゴ」2WD・4ATのディーゼルターボ車および4WDのディーゼルターボ車を廃止した。
デリカの概要
デリカ・スペースギアから数えて13年振りの2007年1月にデリカD:5が登場。スターワゴン時代からの伝統である悪路走破性に優れたミニバンという特徴は堅持しながら、全く新しいパッケージングを採用した。最低地上高を20mm高くし、全高は 100mmも下げながら、室内高を100mmも拡大。全幅を拡大したことで広い室内空間が確保された。リアのスライドドアはグレードに応じて電動式となる。インテリアは機能ごとに力強い面構成でデザインされたインパネが特徴。並みのミニバンとは違ったSUV的な感覚も備える。各種の収納スペースなどミニバンらしい使い勝手にも配慮。撥水性を高めた汚れプロテクト機能の高いシート表皮や撥水ドアガラスも採用する。搭載エンジンは直列4気筒2.4リッター DOHCのMIVECで、125kW/226Nmのパワー&トルクを発生し、全車ともINVECS-ⅢのCVTと組み合わされる。上級グレードはスポーツシフトを装備。4WDシステムはアウトランダーと同じ電子制御4WDを採用する。デビューした当初は全車とも4WDだったが、2007年5月には2WDを追加設定。2007年10月には2WD車に続いてエアロパーツで外観をドレスアップしたローデストシリーズが4WD車にも設定された。2008年5月には 7人乗り仕様を設定するなど、装備や仕様の見直しを行った。2008年12月にはグレードに応じて装備の充実化を図り、車種体系を整理した。2009年 12月のマイナーチェンジでは2WD車のエンジンを2.0リッターに変更してエコカー減税に適合させたほか、2WD車も4WD車と同じ外観を採用するなどの改良を行った。
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