ビアンテの詳細
マツダは5月9日、今夏の発売を予定する新開発の8人乗りミニバン「マツダ ビアンテ」を公開した。ただし今回明らかになったのは車名や外観のスタイリング写真数点のみで、エンジン排気量や価格帯などの詳細な情報は明らかにされていない。とはいえスタイリングから見てミニバン市場最大の激戦区であるMクラスに投入されることは明らかであり、デビューすれば「トヨタ ノア」「同ヴォクシー」「日産 セレナ」「ホンダ ステップワゴン」などと激しい攻防を繰り広げることとなりそうだ。"ビアンテ (BIANTE)"とは、"アンビエント(Ambient)"からの造語。「周囲を取り巻く」「環境」といった意味から、「乗る人みんなの生活環境の一部となり、楽しく快適な暮らしづくりに貢献することを意図したとマツダでは説明する。開発コンセプトは『見て、乗って、夢が拡がるZoom-Zoom Tall(ズームズームトール)』。クラストップの室内空間容量を特長とするいっぽう、マツダ車ファミリーの一員らしいハンドリングの良さや動力性能も確保するという。
ビアンテの概要
ビアンテはマツダがフレンディの後継モデルとして投入したトール系ミニバン。ボディは全長、全幅とも3ナンバーサイズの大きめミニバンで、乗車定員は全車とも8人乗り。外観デザインはヘッドライトからフロントの三角窓にかけての部分が際立って特徴的。フロントからリヤへの流れを感じさせる迫力ある外観を作っている。室内の広さも特徴で、2列目のシートは863mmのロングスライドが可能。マツダ得意のカラクリシートにより、多彩なシートアレンジをごく簡単に操作できるようにした。運転席の地上高を低めに設定して自然な姿勢で乗り降りできるようにし、大きな開口部を持つスライドドアと低めの床面によって後席への乗り降りにも配慮。搭載エンジンは直列4気筒の自然吸気で2.3リッターと直噴仕様の 2.0リッターの2機種。2.0リッター車にはFFのほかに4WD車も用意されている。FF車には電子制御5速ATが組み合わされ、4WD車は4速ATとなる。安全装備は運転席&助手席のSRSエアバッグや電子制御ブレーキ配分付きABS+ブレーキアシストなど一般的なものが標準で装備される。横滑り防止装置の設定はない。SRSサイド&カーテンエアバッグはクリーンエアパッケージとセットオプションで受注生産となる。2009年6月には20SのFF車にアイドリングストップ機構のi-stopを装着してエコカー減税の75%低減対象車するとともに、燃費計やDSCも標準装備するなど装備の充実化を図った。
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